★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

「好き」は魔法の呪文10

各話:表紙

「や、なんで……っ」

 期待していたものが来なくて、秘所の疼きが増す。どくどくと熱く強い疼きがぶわっと込み上げてきて泣いてしまいそうだ。そこがもう一つの心臓なのではないかというくらい強い疼きが波のように押し寄せてくる。

「こうやって焦らすとアンタが可愛いから」

 笑いを含んだ声で答えられ、なおもミゲルの指先は意地悪く動く。

 マリアの疼いてたまらない秘所に触れないように、ギリギリのラインをゆっくりとした動きで指先を滑らせる。

「ふ、あ、や……は、早く……っ」

 焦れてたまらないマリアの腰がふるふると小刻みに震える。 

「魔法の呪文、教えただろ?」

 一旦指を引っ込め、ミゲルはマリアの両膝を立て、太腿を抱き寄せるように膝の裏から手を回すと、その白く柔らかな肌にちゅ、と唇を押し当てた。

「な、何回言わせる気だ!」
「んー、オレが満足するまで?」

 満面の笑みでミゲルは言った。

「そんな……」

 思わずマリアは落胆する。今は抱かれることより、好きだと伝えることのほうが恥ずかしくて、できれば避けたいのだ。

「そう悲観的になることはないさ。もっとオレに良くしてほしけりゃ、好きだって言うだけでいいんだから」
「……そんなのは、屁理屈だ」
「でも今ちょっと考えたよな?」
「考えてない……」

 弱々しい否定にミゲルは小さく吹き出した。

「ホント素直じゃねぇな。ま、そういうとこが可愛いんだけどな。でもすぐ言いたくなるさ」

 言い終わると同時にミゲルの指がマリアの秘所を下着の上から、つう、と撫で上げた。

「はぁんっ、あ……っ、は……っ」

 不意にそこを撫でられマリアの喉から嬌声が漏れた。

 十分に焦らされたそこは、わずかな刺激にも敏感になっていた。

 じんじんとお腹の奥が疼き、たちまち瞳が潤んでいく。

 予想外に与えられた快感に、大きく胸を上下させて息を荒くする。

「言いたくなっただろ?」
「卑怯者……っ」
「酷いな、ちゃんと気持ちよくしてやってるのに」

 クスクス笑いながら、ミゲルはマリアの内腿にゆっくりと舌を這わせていく。

 それすらも心地よくて、マリアは思わず開かれた足を閉じてしまいそうになる。

「マリア、太腿で頭を挟まれたら、アンタを気持ちよくしてやれない」
「……っ」

 誰のせいだ、と思いつつもマリアは足の力を緩めた。

 するとミゲルの指が布越しに秘所の割れ目に押し当てられる。

 だが、押し当てられただけで動く気配はまるでない。

「どろどろのぐちょぐちょだなぁ? マリア」
「そんな下品なことは言うなっ!」
「照れちゃって。それだけ感じてくれてるんだと思うと、オレはすげぇ嬉しいんだけどな?」

 下着越しでもすでにミゲルの指はしっとりと濡れ、そこから伝わる熱に彼は興奮した。

 期待にキラキラとした瞳は、マリアの一言を待っている。

「……ミゲル、好き……」

 焦らされてどうしようもないマリアが発した声は、すすり泣くような甘く鼻にかかる声でかすかに震えていた。

 その声音から早く触れてほしいという気持ちが溢れている。

「はぁ、やべぇな……エロいし可愛いし、なんだかオレが焦らされてるみてぇ」

 悩ましげに息を吐くと、ミゲルは指を引き、代わりに自分の頭をマリアの秘所に近づける。

 それから濡れた下着越しに、舌全体でベロリとそこを舐めあげる。

「ああぁっ、は……」
「やらしい味と匂いだ……」

 ミゲルは秘所に顔を押し付けたまま、鼻からその香りを吸い込む。

 一刻も早く体の中心の熱を埋め込みたいと思う半面、この感触に浸っていたいとも思ってしまう。

 自分の舌の動きに反応して、ふるふると体を震わせるマリアのことをとても愛おしいと思う。

「や……嗅ぐな……ふあ、ぁ……」
「でもマリア、オレの顔に擦り寄ってきてる……中はさぞとろとろに蕩けてるんだろうな……」

 熱に浮かされたようにうっとりとした表情で、ミゲルは少し上に顔をずらすと、下着の上の方を歯で挟んで引っ張る。

 そのままずるずると太腿の半ばまで引きずり下ろすと、マリアの濡れた淫花から溢れた蜜が糸を引く。

↑読了ついでにポチッと(*´ω`*)桜猫にちゅ~るが贈られます。
↑読了ついでにポチッと(*´ω`*)桜猫にちゅ~るが贈られます。
吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~