★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

「好き」は魔法の呪文9

各話:表紙

 衣服の隔たりがなくなった二人の肌が直接触れ合う。

「ん……はぁ、ぁ……」

 ミゲルの肌が直に触れ、その熱さにマリアは思わず興奮する。

 たったそれだけで、下肢がさらに潤んでしまう。

 ミゲルがそこへ触れる頃にはもうぐしょぐしょになっているかと思うと、また羞恥がぶり返してきた。

 そのとき唇が離れた。

「すげぇ、エロい。もう好きにしてくださいって感じだな」

 嬉しそうに瞳を細めたミゲルが、マリアを見つめる。

 何度も見つめられているはずなのに、やはりマリアはドキドキとして一向に慣れることがない。

 ミゲルの手が再び胸を包み込む。

 彼の手の中で大振りの胸が自在に形を変え、やわやわと揉み込まれると変な気持ちになる。

 胸の感触を味わいながら、約束通りミゲルは彼女の胸の先端に触れる。

「あぁん、ふぁ……あぁ……」

 熱い舌先が、すでに赤く色づいた胸の先に触れると、一気に下肢へ向けてゾクゾクとした快感が駆け下りる。

 舌で押し込むように舐られ、ちろちろと舌先で転がすようにされると、さらに快感が強くなった。

 お腹の奥が焼け付くように熱く疼き、逃しきれない快感に身を捩る。

「こんなにココ硬くして、下の方はもう大変なことになってそうだな?」

 胸の小さな蕾は舌で押すと、その存在を主張するかのような弾力で押し返してくる。

 そしてミゲルは口に招き入れた小さな粒をちゅうっと吸い上げる。

「ふ、くぅん……ゃ……あっ」

 胸を吸われると背筋に快感が走り、恥ずかしい声が止められない。

 さらにもう片方の胸も揉みしだかれ、指先で胸の先をピンと弾かれると腰が震えた。

(どうしよう……ミゲルを好きだと認めたら、触れられるのがますます気持ちよくなった気がする。魔法の呪文はともかく、こいつが触れる先から体が蕩けていくようで、そっちのほうが魔法みたいだ。この男に愛撫されるのは、本当に――)

「気持ち、良い……」
「そりゃ良かった。だけど、今からもっと気持ちよくなるぜ?」

 舌全体で胸を舐め上げながら言われると、ざらついた熱い舌の感触と低く甘い声が気持ちよくて、期待に全身がビクッと震えた。

 ミゲルの右手が胸から肋骨を這い、マリアの白い腹をそっと撫で回す。

「胸も好きだけど、このやわらかい腹の感触も堪らない」
「あ、あんまり撫で回したら、くすぐったい……」

 少し困惑気味にミゲルを見つめれば、少しばかり意地の悪い笑みが返ってくる。

(い、いかん。あの顔は、なにか企んでいる顔だ!)

「ふーん、じゃあココは?」

 腹を撫でていた手が、少し下に降り下腹をゆるゆると撫で回す。

 マリアからしてみれば早くその先に触れてほしいのに、焦らされているとしか思えない。

「くすぐった……んぅ……」
(早くその先に……触ってほしいのは……)

「ココもくすぐったいのか、じゃあこっちはどう?」

 楽しげなミゲルの指先が、下腹を横に移動する。体の中心から離れ、足の付根を通り過ぎ太腿をゆっくりと撫で上げる。

 膝先でピタリと動きが止まった。

 そう思ったとたん、膝頭から内腿を熱い手のひらが撫で下ろしてくる。

「あ、あぁ……ん……っ」

 秒速一センチほどのゆっくりとした動きで足の付根へ向けて、大きな手がじわじわと近づいてくる。

 それが秘所に近くなるのと比例して、マリアの呼吸も荒くなっていく。

 もうすぐそこへ触れてもらえるのだと思うと、ゾクゾクして秘所がさらに潤んでいく。

 自然と視線がミゲルの手に釘付けになり、全意識が集中する。

(ああ、じわじわとミゲルの指が近づいてくる……ああ……もう、触れてしまう!)
「はぁっ……」

 思わずマリアの口から期待混じりの熱い吐息が漏れた。

 しかし、後少しというところでミゲルの手はピタリとその動きを止めた。

 

↑読了ついでにポチッと(*´ω`*)桜猫にちゅ~るが贈られます。
↑読了ついでにポチッと(*´ω`*)桜猫にちゅ~るが贈られます。
吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~