★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

神父はおねだりをご所望です6

各話:表紙

「はぁ、極上の手触り……」

 耳元でうっとりとミゲルが呟く。

 彼の両手は柔らかなふくらみをすくい上げるように持っている。

 そして内側に円を描くようにそっと揉みはじめた。

「は……んうぅ……ミゲル……ミゲル」

 乳房をゆっくりと揉まれるのが心地良くもあり、焦らされているようでもあり、思わずマリアは彼の名を口ずさむ。

 ミゲルの触れ方が自分の中の淫らな感覚を呼び起こしてくるようで、ゾクゾクしてたまらない。

「もっとオレの名を呼んでその気にさせてくれ……アンタの可愛いおねだりが聞きたい」

 悩ましいほどに綺麗なうなじに唇を押し当てながら、熱に浮かされたように彼は言った。

 マリアの濡れた背中に幾度となく口づけ、柔肌を吸って痕を残した。

 その度にマリアの体がぴくりと反応し、ミゲルは嬉しそうに目を細めた。

「なんでも言えよ。アンタの好きなように触れてやるから」

 華奢で瑞々しい背中に唇を滑らせながらミゲルは言った。

「ん、く、くすぐったい……」
「くすぐったいじゃ、わからないだろ?」

 笑み混じりの声がマリアの耳に響き、すでに硬く立ち上がった胸の頂を二本の指で摘まれる。

 ただそれだけで下肢に向かって快感が伝わっていく。

「でも、触れられてるだけで、気持ち良くて……」
「……そんなこと言って、オレを暴走させたいの?」
「ぁ……」

 耳朶を食まれると焦れたように腰がビクッと震えた。

 しかしミゲルの愛撫は止まらない。口に含んだ耳朶を飴玉をしゃぶるように、しかしねっとりと吸ってくる。

 繰り返し吸ったり舐めたりされるたびに、淫らな水音が鼓膜に響き、マリアは快感に抗うようにぎゅっと身を硬くした。

 こうでもしないと快感の声が溢れてしまうからだ。

「なーんで我慢するかなあ。意地悪したくなるだろ。それとも意地悪して欲しい?」

 からかうような声に、マリアはぶんぶんと首を横に振る。

「……もっと、触れて欲しい。体の奥まで……」

 真っ赤になってマリアは必死に気持ちを伝える。

 これ以上どう言えば良いのかわからない。

 恥ずかしくてたまらないのだ。

「ダメだな。そんなんじゃ、ご希望には添えません」

 あっさりと駄目出しをされ、マリアは一瞬固まった。

「なぜだ! ちゃんと伝えただろうっ」
「ぜーんぜんダメ。もっとオレを欲しがってくれねぇと。お上品すぎるんだよ、アンタは」
「うう……」

(なんて奴だ。人が頑張っておねだりしてやったのに!)

 悔しさに瞳を潤ませながら、マリアは肩越しにミゲルを睨みつける。

「いや、そんな目で睨まれても可愛いだけだから」

 笑いながらミゲルは彼女の鼻頭へキスを落とす。

「でもま、可愛かったからもう少し触れてやるよ」

 するりと片方の手が胸を滑り腰に移動する。

 肌の感触を確かめるようにゆっくりとした動きで。

 そのまま腰から下へ彼女の柔らかな丸みを帯びた肉を撫で回す。

 それから弾力のある肉感を味わうように揉んでいく。

 柔らかな尻の肉にミゲルの指が埋まっていく。

「ん、ふ……んっ……」

 胸もお尻も揉まれるとマリアの中で淫らな気持ちがどんどん膨らんでくる。

 もっと激しく貪られたいと思ってしまう。

 どうしても意識がミゲルの手に集中してしまい、言葉が出てこない。

「気持ち良さそうでなにより」

 頬にちゅっと口づけながら、もう片方の手も胸から離すと、そのまま肌を滑り降り膝の方から足の付け根へゆっくりと手のひらを這わせていく。

「あ……あぁ」

 とうとうそこへ触れられると思うと、マリアの呼吸が速くなる。

 しかし、足の付け根まで来た手は再び膝の方へ移動していく。

 思わず落胆の声が漏れ、マリアは赤面した。

 すると膝裏に手を添えられたかと思うと、そっと足を開かれてしまう。

「ミゲル……」

 恥ずかしくて思わず名を呼ぶと、更に反対側の足も同様に開かれてしまった。

「やらしい体勢だなぁ、マリア」
「……っ」

 

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吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~