★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

ミゲルと教会2

各話:表紙

 マリアが焦れて薄らと両目を開ければ、ミゲルが熱を孕んだ目で見つめていた。

「で? なんだって?」
「……っ、ん……」

 ずるい、と思った。

 散々快感を煽っておいて、こちらがまともに答えられないのをわかっていて尋ねるのは。

「聞いてやるから言ってみろよ」

 マリアの唇が解放され、ミゲルのそれが白い喉をゆっくりと這う。

 幾度も口づけるように触れながら、鎖骨まで到達するとちゅっと音を立てて口づける。

 その間も、胸に触れるか触れないかのぎりぎりのラインをミゲルの手のひらが這い回っている。

「距離が、……ぁあっ……」

 必死にマリアが言葉を紡ごうとすると、柔肌をちゅっと吸い上げられ最後まで言わせてもらえない。

 胸元の白い肌に、一つ二つと赤い痕が増えていく。

「距離が?」

 言わせまいとするのに促すように聞き返されて、マリアはじれったくなる。

 体も心も両方焦らされているようだ。

 肌にかかるミゲルの熱い吐息が、次の言葉を言えなくする。

 そんなことはお構いなしに、ミゲルの熱い舌がマリアの胸の谷間を上下にゆっくりと移動する。

 触れた舌の先から淫らな欲が体を熱くしていく。

「あ、ゃっ……は……っ」

 ゾクゾクとした快感が体の奥から沸いてきて、マリアは熱く瞳を潤ませる。

 焦らされるのも心地良くて、もっと触れて欲しいと思ってしまう。

 彼の頭だけでも引き剥がそうと、ミゲルの頭を両手で掴むがうまくいかない。

 すると不意にミゲルが顔をあげた。

「マリア……」
「……っ」

 視線がぶつかり、ミゲルの熱い瞳から目がそらせなくなる。

 掠れ混じりの声で名を呼ばれると、思わずマリアはビク、と体を震わせた。

(ああ、駄目だ……私にはミゲルを拒むなんて出来ない。どうして……こんなはずじゃなかったのに――。私は吸血鬼で、こいつは神父で天敵で、絶対に絆されてはいけない相手なんだ。こんなことは、駄目なんだ)

「ミゲル。焦らさないで……もっと、触って」

 頭ではわかっていても、口をついて出たのは押し殺そうとした心の声。

 その瞬間、ミゲルのまとう空気がふわりと柔らかなものに変化した。

「その言葉を待ってた……やっぱりアンタは可愛いな」

 ミゲルの大きな手がマリアの胸を服の上からそっと撫でる。

「まだ直に触れてないのに、もう硬くなってる。ヤらしいな」
「んぅっ……焦らされたら、誰だって……あ、はぁ……」

 乳首の輪郭を指の腹でゆっくりとなぞられると、ゾクゾクしてたまらない。

 秘所を熱く潤すような刺激にマリアの呼吸が荒くなる。

「食べてイイ?」

 ミゲルのそのたった一言が胸に突き刺さり、期待にゾクリとした。

 思わず腰が疼くほどの甘く低い声で問われると、反射的にマリアはこくりと首を縦に振っていた。

 胸にかかるミゲルの熱い吐息に、脈がどくんと跳ね、鼓動が加速する。

「可愛いな……オレが触れるだけでこんなに心臓バクバク言わせてさ。破裂したらどうすんの?」
「そんなことには、ならない……んぁっ、ああ……っ」

 笑み混じりの声ももう耳から犯されているようで、腰が疼いてしょうがない。

 さらに乳房を這う舌のぬるりとした感触が、いとも簡単に体の奥を潤して熱い疼きを強くする。

 ミゲルの手がマリアの胸元を大きく開き、胸をあらわにする。

 外気に晒された豊かな二つの丸みはすでにその先端を立ち上げていた。

 熱い舌が胸の赤い色づきに絡みつくと、甘い痺れが一気に下の方へ駆け抜けていく。

「コリコリだな。そんなにオレに愛でられたいか」
「あ、やあぁ……っ、はっ、あ……」

 舌で硬くなった色づきを捏ね繰り回されると、その気持ちよさにマリアの瞳が涙でいっぱいになった。

 そこを弄られるたびに腰が震え、快感に耐えようとマリアはきつく膝を閉じて身を捩らせる。

 さらにミゲルは口に含んだ粒をちゅっと吸い上げた。

「くうっ、ん……っ」

 与えられる快感がたまらなくて、思わずマリアはミゲルの頭をぎゅっと抱きこんでしまう。

 快感の涙が目尻から零れ落ちた。

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吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~