★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

殺したいのに殺せない相手7

各話:表紙

 指での愛撫を続けながら、ミゲルはマリアの胸の痛いほどに立ち上がった赤い実を口に含み、軽く歯を立てる。

 それからゆっくり引っ張った。

 そして、彼が口を離すとぷるんと柔らかな乳房が揺れる。

「ああぁ、ゃん……ダメ……そんな、されたら……私……」

 弄られて敏感になった花芯と胸の先から甘い疼きが肌の下を波紋のように広がっていく。

(これ以上気持ちよくされたら……。これ以上愛撫を続けられたら……)

「いいぜ、いくらでも変になって乱れりゃいい。初めてらしいし、今日は指だけにしといてやる」

 軽く触れるだけのキスをして、ミゲルはそう告げた。

 その声音は心なしか甘さを含んでいるように聞こえる。

 軽くふせられた瞼の先を長い睫毛が覆い、その間から見える緑の瞳は腰にくるほどゾクリとする色気があり、マリアの心を射抜いてしまう。

(卑怯だ。ゲス神父の分際で、そんな色気のある顔をするなんて。好きにしてと言いたくなってしまうなんて。この男は敵なんだ、気を許してはいけない……許しては、ダメ……だ――)

「んっ……はぁ……ああぁ……」

 思考は甘い刺激で掻き消されていく。濡れた秘所をゆっくりと擦り上げていた指が、くちゅ、という淫靡な音と共に秘裂を割ってマリアの中へ入ってくる。

 さらにミゲルの長い指が、中を確かめるようにゆっくりと内壁に沿って蠢く。

 自分の中に彼の指が入っているのがわかりすぎるほどに感じられて、マリアは羞恥に耐えられず顔を背けた。

「ひぁ!?」

 指がとある場所を掠めると、意図せず声が上がってしまう。

「ふーん、ここか」

 良い物を見つけたとばかりにニヤリと笑みを浮かべると、ミゲルはそこばかりを指で攻め立ててくる。

 何度も同じところへ刺激を与えられると、腰ががくがくと震え喉から漏れる嬌声をとめることができない。

「あっ、やぁ……やめっ、ふ、……ああぁ……はぁ、ん……」
(なんだ、なんなんだこれは? 自分の体なのにどうして思うように制御できないんだ!?)

 目の前の神父にどうしようもないくらい自分が翻弄されているのがわかり、マリアは焦りと悔しさを覚える。

 抵抗しようにも与えられる刺激が甘く心地良く、力が入らないばかりか、思考も快楽に溶けてしまいそうだ。

「はじめての割にずいぶんと、よがってるなぁ。そんなにここがイイ?」
「あああっ」

 中の感じる弱いところに加えて、すでに敏感になっている花芯もぐりぐりと押し潰すように指で撫で回され、強引に押し上げられマリアは腰を震わせて達してしまった。

「ああ、いいな……指一本しか入れてないのにすげぇ締め付けてきやがる。ここにつっこんだらどんだけ気持ちいいんだろうな……」

 未だ快感の中にあるマリアを、貪りたくてたまらないといった様子で見つめながらミゲルは呟いた。

 上気した肌は桜色に染まり、濡れた唇は瑞々しい果実のようだ。

 豊かな胸は激しく上下しふるふると揺れ甘く誘ってくる。

 そこで彼は気付いた。喉の噛み痕が治っていることに。

「さすが吸血鬼、回復も早いな」

 確かに自分が噛んだ場所にミゲルは指を滑らせる。

「んんぅ……」

 それだけでも心地良いのかマリアの口から小さな喘ぎが漏れた。

 その様子に下半身を硬くしながら、彼は再びマリアの秘所へ指を埋める。

 数回達したせいか中はかなりほぐれていて、指二本をいとも容易く飲み込んだ。

 ゆるゆると指を前後に動かしたり回してみても、彼女の蜜壷は程よく解れており、準備万端といった感じだ。

「ここまできて寸止めとはなぁ……アンタの中、すごく気持ちいいだろうに……はぁ」

 ミゲルの苔緑の瞳が情欲の炎に熱く燃える。あり余る熱を体内から逃がすように、溜息をついた。

「ん……そんなこと、したら……ぁっ……殺してやる……っ」

 マリアは屈辱と快感に潤んだ瞳でミゲルを睨みつけるが、それは彼を煽る材料でしかない。

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吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~