★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

殺したいのに殺せない相手6

各話:表紙

 恥ずかしさに体中の血が沸騰するのではないかと思った。

 言い返すこともできず、マリアはとっさに両腕で顔を隠した。

「ずいぶん可愛い反応するんだな。けど、自分でもわかってるんだろう? オレに抱かれるのが……」

 ――気持ちいいんだよな?

 耳元でそう囁かれると、一直線に腰までゾクゾクとした痺れが走った。

 腰を震わせたのがわかると、ミゲルがくすりと笑ったのが伝わってきてマリアはさらに羞恥に顔を熱くする。

(悔しい……! どうしてこうも彼の低い声は心地良いのか。こんな神父如きに組み敷かれて、その上気持ち良いと感じてしまっている自分に吐き気がする。こんな出会ったばかりの男に好きなように体を弄られ、喘がされて情けないにも程がある)

「大きくて柔らかくて、弾力もあるいい胸だ。ずっと顔を埋めていたくなる」

 右胸の先端にミゲルの舌先が絡みつき、飴玉をしゃぶるように捏ねくり回す。

 そのたびに赤く色づいたそこが彼の舌を押し返すかのように硬さを増した。

 少し強めに吸われると、また甘い痺れが腰に響く。

 下腹部の辺りがじくじくと熱く疼いてもどかしい。
 
 ミゲルのもう片方の手が胸から腹へ這っていき、ゆっくりと下腹部を愛でるように撫で回す。

 柔らかな肉の感触を味わうように、焦らすように何度もそこを撫で回されるとたまらず、マリアは腰を捩らせる。

 早くその先に触れて欲しくなってしまう。

「んん……っ」

 まるで催促するような喘ぎが漏れ、思わず口を自分の両手で塞ぐ。

 それを見たミゲルは口元をつり上げ、そのままゆっくりと茂みに指を滑らせていく。

 あまりにもゆっくりとした指の動きに意識が集中してしまう。

「はあっ、……ぁ……」

 じわじわと柔肌を伝う指の腹が自分の秘所に近づくにつれ、マリアの息が乱れていく。

 ゆっくりと彼女の様子を伺いながら、ミゲルは指を這わせほんの少しだけ茂みを掻き分けたところでその動きを止める。

 ふと動きが止まったことに気づき、マリアは思わずミゲルを見つめてしまう。

「その目は、期待してるな。本当にいいのか? アンタが言うところのゲス神父にこんな大事なところを触れさせて」

 半分からかうような、そして試すような物言いはミゲル自身にも問いかけているように聞こえた。

 マリアを熱を孕んだ目で見つめ返しながら、さらにミゲルは指を少しだけ先へ進める。
 
 だが彼女はすぐには答えられない。

 否と答えるべきなのはわかっているのに、指の動きが気になってたまらない。

 どうしたらいいのだろうと彼女の中で葛藤が続く。
 
 そうする間にも、体のほうは焦れてたまらずマリアの瞳を涙でにじませていく。

 その淡い緑の瞳は、無意識にミゲルを誘うようにゆらゆらと潤んで揺れている。

「ああ、もう。ホント可愛いなアンタ……ほら、こうして欲しいんだろ?」

 言葉よりも雄弁に物語ってくる淡い緑の瞳に見つめられると、ミゲルはあっさり降伏した。

「んぅっ、ん……ふう、ぅ……っ」

 茂みを掻き分けた先の最も敏感な小さな花芯に、つん、とミゲルの指先が触れた。

 それだけでマリアの腰がビク、と震える。

 それから掠めるようにわずかな力加減ですでに膨らんだ花芯を、やさしく指の腹で撫でられる。

 わずかな刺激であるのに体に与えられる快感が強く、口を覆ったマリアの喉から喘ぎが漏れた。

「その邪魔な手は取っちまおうな? 声出したほうが少しは楽だろ」

 ミゲルの口から紡がれる言葉は、マリアを気遣うもので優しく彼女の耳に届いた。

「ん……っ、や……ぁ」

 一応抵抗を試みたが、相変わらず花芯をやさしく刺激され続けていて、あっさり口から手を離されてしまう。

「アンタの感じてる声、凄く良いな。もっと聞かせてくれよ」

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吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~