★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

乾きと熱5

各話:表紙

「知るか、そんなこと。大体、暴発ってなんだ……」

 ミゲルの手が夜着の裾から入り込み、マリアのお腹をそっと撫でた。

「この前はここに出したが、オレはアンタの中でイきたい」
「あ……っん……ダ、ダメ……っ」

 マリアの白い喉にミゲルの唇が押し当てられ、肌の感触を確かめるように首筋を下りていく。

 やわやわとお尻もやさしく揉み込まれ、ますます体が熱くなる。

「ダメかどうかはアンタの体に直接聞いてやるよ。その口は素直じゃないみたいだからな」

 言いながらミゲルの頭が、マリアの胸の前で止まる。

 これまでの愛撫でマリアの胸の先端はぷっくりと立ち上がり、薄い夜着を押し上げている。

 満足気に笑みを浮かべたミゲルは、そっと小さな尖りを布越しに口に含んだ。

「っ、……は、ぁ……くぅ……」

 ミゲルの舌は容赦なくマリアの胸の敏感な部分を攻めたてる。

 舌でくにくにと捏ねくり回され、軽く歯を立てられると、敏感な胸の先から腰まで一直線に快感が駆け下りていった。

 そこを強弱つけて吸われると、マリアの瞳は快感の涙で潤んだ。

 刺激されるたびに腰が疼いて、もどかしさが積み重なる。

「アンタの乳首、オレの舌を押し返してくる……可愛いな」
「や、やめろっ……恥ずかしいこと、言うな……」

 ミゲルからも与えられる快感からも逃げたいのに、彼の血を飲んだせいで腰に力が入らず立ち上がることすらできない。

 そんな自分がとても無力に思えて、マリアは泣きたくなってくる。

「褒めてるんだよ。オレだけのものにしたい……アンタの体だけじゃなくて心もな」

 そう言いながら胸元から自分を見上げてくるミゲルの表情が、あまりにも穏やかでやさしくてマリアの胸がキュンと締め付けられる。

「そんなの、ダメに決まってるだろう。貴様は私の天敵だ……」

 躊躇いながら口にした言葉はとても頼りなく、それでもマリアは否定するように力の入らない腕でミゲルの胸を押し返した。

 もっとも、ミゲルは微動だにしなかったが。

「ダメかどうかなんて、やってみなきゃ、わからないだろ。ほら、いい子だからオレに体を預けな?」

「ぁっ……ふ……」

 ゆるゆると互いの秘所を擦り合わされてますます体が熱くなっていく。

 それがとても恥ずかしくて、マリアは無意識に腰を引く。

「それとも、気持ちよすぎて困る?」

 そう囁かれた瞬間、マリアの身体がビクッと震えた。

 今のはかなり腰に効いたのか、マリアの瞳が熱く潤み情欲の色が濃くなった。

「きっ、気持ちよくなど……っ」

 少し悔しくて睨み返せば、ミゲルがくすりと笑う。

「そうか。ならもっとよくなるために直接触れ合ったほうがいいな」

 言い終わらないうちに、彼はマリアの下肢に纏う服をすべて引っ剥がし、自分の昂ぶったものを服から取り出した。

 そして、ふたたび互いの秘所を擦り合わせる。

 マリアの濡れた花弁がミゲルの熱の塊を根本から先端へ撫で上げるような形になる。

「は、あぁ……やだ、熱い……ぁん……」
「どう? オレはすごく気持ちいいんだけど」
「し、知るかっ」

 そっけなく答えたマリアだったが、瞳は快感のために熱く潤み、肌は桜色に上気し、秘所からは新たな蜜がとろりと溢れている。

 要するに気持ちいいのだ。

「素直じゃないな……ま、そこも可愛いけどな」
「わ、私は貴様が助けたいと言うから、仕方なく……」

「はいはい、ソーデスネ。でも体は気持ちいいってバレバレだけどな」
「――っ!!」

 マリアの顔が一瞬で朱に染まる。

 恥ずかしくて恥ずかしくてたまらない。

「う、うるさいっ! さっさと私に精気をよこせっ」
「へえ、ずいぶん積極的だな。今、入れたらまだ痛いかもな?」
「そういうつもりじゃ……早く終わってほしくて……っ」

 うろたえるマリアをよそに、ミゲルはニヤリと笑う。

「んじゃ、もう少し気持ち良くしてからな。初めては痛いかもしれないが、できるだけやさしくする」

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吸血鬼と不良神父~
~桜猫*日和~