★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

最愛のあなた

各話表紙:聖女

 蜜口を浅く弄っていた指が、するりとフィアーナの蜜道へ飲み込まれる。

「ほら、なんの抵抗もなく、私の指を受け入れてしまった……ねえ、フィアーナ、私がほしいですか?」

 ゆっくりと指を抜き差しされるたびに、くちゅ、と卑猥な音が耳に絡みつく。

 意識を逸らそうとするほどに、鮮明に聞こえてしまい、フィアーナは恥ずかしすぎて頬が燃えるように熱い。

 快感を煽られた体の奥から、勝手に蜜があふれてしまう。

「――!」

(やだ、恥ずかしい……これじゃまるで、ラミレスに早くしてって催促してるみたい……)

 羞恥のため足を閉じようとしたが、すでにラミレスが両足の間に体を割り込ませているため、それもままならない。

 本音を伝えるのが恥ずかしくて、フィアーナは困ったようにラミレスを見上げた。

「正直になっていいんですよ? もう、私達の間に障害はなにもありません。以前のように良心を苛まれることもありません。……自由に愛し合ってもいいんです」

「あ……あぁ……ん……」

 とろとろに蕩けた蜜壺に、ラミレスのしなやかな指がもう一本追加された。

 だが、その指はもどかしいほど緩慢で、やさしく中の粘膜を撫でる。

 物足りない刺激に、フィアーナは次第に焦れてきた。

 お腹の奥が焼けるようにじくじくと狂おしいほどの疼きを訴えはじめる。

 それに加え、ラミレスの濡れた指が、花芯をするりと撫でた。

「はぁんっ」

 思わず声を上げてしまい、フィアーナは頬がかっと熱くなる。

「あなたが言葉で伝えてくれないなら、体に直接聞いてみます」

 指での愛撫を続けながら、ラミレスが顔を寄せてきたかと思うと、首筋に唇を押し当てられた。

 そのまま、肌の上を這うように唇が鎖骨へ下りていく。

「……っ、んん……」

 中に指が入っているせいか、喉を唇が這うだけで心地よい。

 フィアーナの瞳はすでに快感のために潤み、今にも涙が零れそうだ。

 もう少し刺激がほしいのに、ラミレスの指はフィアーナを焦らすように、かなり緩やかに抜き差しされる。

「や、……やだぁ……っ、こんなの……ラミレス……」
「はい、なんでも言ってください。あなたの言うとおりにしてあげますから」

 ラミレスはフィアーナの胸元に唇を押し当てながら告げた。

「焦らさないで……もう少し、激しいのがいいの……」

 恥ずかしいことに変わりはないが、焦れてたまらないフィアーナは思わず本音を口走った。

「わかりました。こう、ですか?」

 ラミレスの指の動きが速くなり、蜜口から淫らな音が聞こえる。

 その指先はフィアーナの中の気持ち良い場所ばかりを攻め立てる。

 焦れていたところに、急に快感が加わり、フィアーナは思わず腰を捩る。

 あとからあとから快感が漣のように押し寄せてきて、腰を引いてしまう。

「あっ、あぁ、い、いい……きもち、い……っ」

 必死に快感に抗おうとして、フィアーナは眉根を寄せた。

 許容量を超えた涙がつうと頬を伝う。

「なら、逃げようとしてはいけません。ほら、もっと私の指を感じてください?」
「あっ、あっ、や……あ、だ、だめ、ダメェ……っ」

 中での愛撫に加え、蜜で塗れたラミレスの指が、フィアーナの花芯をぬるぬると撫で回す。

 一気に高みに押し上げられ、フィアーナは快感に耐えようとギュッと目を閉じた。

「なぜ我慢するんです? 気持ちよくなりたいのでしょう? ああ、それとも私自身がほしいですか?」

「ひうっ!」

 指を引き抜いたラミレスが、代わりに別のものを自分の秘所に押し当てた。

 それはとても熱く、硬く、力強く脈動している。

 あまりの熱さにフィアーナは声を上げてしまった。

(やだ、ラミレスの、すごく熱い……こんなの火傷しちゃう……なのに少しも離れたいなんて思わない)

 フィアーナは熱く潤んだ瞳をラミレスに向けた。

 ラミレスはいつものように穏やかに微笑んだが、彼の瞳に宿る熱量は普段の比ではない。

 その眼差しだけで、フィアーナは自分がどろりと溶けてしまう気がした。

「ほしい……あなたが、ほしいの、ラミレス……熱いのが、ほしい……」
「はい、フィアーナ。いくらでも……」

 肉食獣のようにギラついた熱い瞳はそのままに、ラミレスは心底嬉しそうにささやいた。

 次いで、彼の両手がフィアーナの膝を胸のほうへ押し上げ、濡れた花園がラミレスの前に惜しげもなく晒される。

「……っ」

 自分の秘所が思い切りラミレスの目に触れ、フィアーナは動揺する。

 だが羞恥とともに強い興奮をもたらした。

 愛しい男に、自分の最も恥ずかしい部分を見つめられているという事実が、フィアーナの体をさらに熱くする。

 

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癒やしの聖女は~
~桜猫*日和~