★2/15:雑記更新 ・「嘘つき聖女候補~」と「座学の女王さま~」をメインに更新中。

触れ合う

各話表紙:聖女

「あ……」

 意外にも手のひらからは、とても速い鼓動が伝わってくる。

「俺だってこんなにドキドキしてるんだ。最愛の女を抱こうとしてるんだからな」

 ラミレスは照れくさそうに笑みを浮かべた。

「ラミレスでもこんなにドキドキするのね」
「当然だ。ずっとお前に焦がれてきたんだ……」

 ラミレスの青い瞳がすうっと細くなる。

 そのまま端正な顔が近づき、頬に口づけられた。

 頬に触れた唇の感触にフィアーナはくすぐったそうに目を細めた。

「眼鏡、外してくれないか?」
「ええ」

 ラミレスにお願いされ、フィアーナはそっと彼の眼鏡を外してやった。

 素顔のラミレスは少しだけ野性味が増して見える。

 フィアーナはどちらのラミレスも好きだ。

「これでもっとお前に触れやすくなった。お前も好きなように俺に触れてくれ」
「いいの?」
「ああ。この体も心もすべてお前のものだ。好きにしたらいい」

 フィアーナはラミレスの胸をそっと撫で回す。

 が、恥ずかしさが先だってすぐに手を引っ込めてしまった。

「初心だな……可愛すぎていじめたくなる」

 くすりと笑うと、ラミレスはフィアーナの胸にそっと手を添えた。

「きゃっ」
「気持ちよくするだけだ」

 薄い布越しにラミレスの大きな手が、フィアーナのやわらかな乳房を円を描くように揉む。

 以前一度だけ揉まれたことがあるが、やはり慣れるものではない。

 どうしようもなく恥ずかしくて、フィアーナは逃げようと、足を踏ん張り頭の方に這う。

 しかし、ラミレスがそのまま下着を掴んでいたことで、白桃のような乳房がまろびでた。

「あっ」
「自分から脱いでみせるとは」
「ち、ちが……っ、んぅ……」

 一瞬笑みを浮かべたラミレスが、そのままフィアーナの胸に顔を寄せ、豊かな胸の先を口に含んだ。

 口の中に引き込まれたかと思うと、ラミレスが舌先でちろちろと刺激する。

 初めて味わう感覚にフィアーナは身を捩った。

「はぁ、ん……や、やめ……吸っちゃ、や……っ」

 やめてと言おうとしたら、胸の先をちゅっと吸われ快感の涙が瞳を潤ませた。

 少し吸われただけでもたまらないのに、ラミレスは強弱をつけて繰り返し吸ってくる。

 しかも、もう片方の乳房もやわやわと揉み込まれ、フィアーナは喘ぐことしかできない。

「少し吸っただけで、こんなにコリコリになってる。俺にこうされるのを待ってたみたいに……ああ、可愛いな……」

 愛おしくてたまらないといった様子で、ラミレスはフィアーナの硬くなった胸の先を執拗に愛撫する。

 吸って、舐めて、甘噛みして。

 わざといやらしい音を響かせるように、フィアーナの赤く色づいた胸の先端にしゃぶりつく。

「や、あぁあぁっ、そんな……あぁん……っ」

 一気に快感を捲し立てられ、眦から涙がこぼれた。

 ラミレスの熱い舌が胸の先を舐るたびに、なんともいえない快感が広がり、秘所がじくじくと疼く。

(どうしよう、今ので下着が濡れちゃった……恥ずかしい!)

「最高だな……」

 ラミレスはフィアーナの乳房に舌を這わせながら、うっとりとしている。

 空いたほうの手は、ゆっくりと脇腹から腰へ這うように移動する。

 腰に届いた手は、フィアーナの下着の中に滑り込み、直にお尻を鷲掴みにした。

「ああ……フィアーナ……」

 ラミレスはフィアーナの胸に顔を埋め、手に吸い付くような肌を堪能しながら、やわらかなお尻を揉みしだく。

「やぁ……そんな、揉まれたら……はぁ……っ」

 ラミレスにお尻を揉まれるたびに、秘所が熱く疼いてたまらない。

 早くそこに触れてくれといわんばかりに体が強く疼いて、フィアーナはまた涙をこぼす。

 膝をすり合わせるようにして快感に耐える。

 ささやきを漏らしながら、ラミレスが胸元から、鎖骨、喉へと唇を這わせてくる。

 白い肌を掠めるように触れる唇が、やわらかくて心地よくて、フィアーナはもう完全に体から力が抜けてしまった。


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癒やしの聖女は~
~桜猫*日和~